ハワイの夫婦「おひさまファームズ」徒然日記 Vol. 19

アロハ!ハワイの夫婦「おひさまファームズ」代表のヒデキこと山根英樹です。前半は私の記事、後半は妻ユキの記事になります。

 

 

今回は友人から頂いた写真の数々ですが、これらは最近のワイキキビーチの写真です。現在ハワイは夏休みで、アメリカ本土、カナダ、オーストラリアなどからの観光客が増えてきました。ワイキキのビーチにも多くの人が訪れています。一方、日本からの観光客は円安とハワイの物価高の影響でまだまだ少ない状況です。また物価高の影響でハワイに長く住んでいた日本人が祖国に戻るケースもここ数年は多くなっています。

 

(photos by Masa)

 

こちらに住んでいる日本人の居住理由は様々ですが、「ハワイの風土が好きだから」「日本の社会が性に合わなかったから」という人も多く、歳を取ったら日本に帰ろうと思っている人々もいれば、親族がいないハワイに最後まで留まる方も多くおられます。ハワイにはどこか、それぞれの生き方に深くは介入せずに遠目で見守るような空気があると思います。また、不器用でも下手でも受け入れてくれるハワイ独特の寛容さをありがたく感じることも多いです。

 

例えばサーフィンをしに海に入ると初心者から上級者までいますが、日本だと上級者が初心者に対して「邪魔だ!どけどけ!」というような態度で接する人がいます。しかしハワイだと、温かく見守って「このポジションにいるといいよ」と優しくアドバイスしたりします。またハワイにいると車のクラクションをほとんど聞きませんし、土地の人はもちろん外部の人間でも居住歴の長い人々は周囲への気配りとして静かに暮らす人も多いです。それでも通気性の良い家が多いので騒音はつきものですが、気持ちの良い風がそれを慰めます。

 

そんな心の居心地の良さと年間を通して穏やかな気候の良さも相まって、あっという間に時間が過ぎていきます。季節感がない土地、というのもあるかもしれませんが長閑な日々が過ぎていきます。

 

次号に続きます……ここからは妻ユキの記事をお楽しみ下さい。

 

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夫ヒデキに引き続き、おひさまファームズのユキです。

 

夫ヒデキに引き続き、おひさまファームズのユキです。親しい人々との寄り合いを楽しむヒデキによると、「ハワイに住んでいると浦島太郎気味になる」という会話が居住者の間でたまに出るそうです。そこには多角的な意味が含まれているものの、「常夏のハワイでは月日の経過を感じにくい」というのが大筋です。このことが南の国を楽園的だと感じさせる一つの要因だと私は思っていますが、それは「あの世的な時間感覚により近い」という意味でもあります。そんなハワイも夏は夏らしく、やはり冬よりも暑いのが通常です。

 

現在の我が家は土地柄や建物の構造上、クーラーの必要はほぼないものの扇風機は必須アイテムです。各部屋に設置された天井の大きな扇風機は非常に役立つ優れものですが、近年では手元に置ける超小型の扇風機なども便利で、ハワイからヨーロッパへ移り住んでいた間も大変お世話になった「便利グッズ」の一つです。が、しかし…、なのです。今回のメインテーマはここからで、こういった家電に関するちょっとした注意喚起的内容を含みます。

 

我が家では真夏以外は不要ですが、暑い日々には大活躍する天井の大型扇風機。

 

おひさまファームズでも芸術畑や神秘畑を耕す変わり種?ゆえか、私は日本に多い自動ドア、家電、建物内の虫除け音やセンサー系などの、通常は人間が感じない域の超音波や電磁波、不可視光線の一種を昔から拾ってしまいます。それらは明らかに存在している不快音や振動ですが、他者が同じ現象を共有することは皆無ではないものの稀で、この件では過去にMRIや脳波測定を体験する羽目に陥ってもいます(笑)。

 

そんな私に近年、ある事が世界的に始まって以降突然、なぜか自宅の同じ場所でおかしな耳の症状が数回起こったことから手持ちの電磁波測定器で家中を測ってみたことがあります。丁度それと前後して五感以外で感じる不可視世界の変化も認識していたので、そことの関連が気になったのも大きいです。

 

常夏とはいえ、やはり日本の夏の時期に食べたくなるざる蕎麦。我が家のシソやネギが活躍します。

 

その時に思いがけないことがいくつかわかりましたが、その内の一つは、パソコンや携帯電話、Wi-Fi、電子レンジ、炊飯器など、電磁波の異名を持つ機器よりもはるかに強い電磁波を出している家電があったこと。それが、上述の扇風機です。それも天井や大型のものよりも、超小型のいわゆるポータブルな、あえて体の近くで使う用途の商品から大量の電磁波が出ていました。ただ、私が持っていたもの全てではなく、3機のうち1機だけです。しかしこの種の扇風機の普及が、疫病騒動以降はマスクとの関連で加速したことが気にかかりました。

 

なぜなら過去に、同じく人体近くで使う枕元用デジタル時計とベッドライトからも強い電磁波を計測していたので、そこに偶然でない作為を感じなくもなかったからです。なにせ悪意は、仕込んだ罠を最大限に発揮させるためならどんな努力も惜しまず、いつだって「隙あらば」と未来から待ち伏せしているような性質があります。人間にとって良いものを悪いものに変えて群がるように仕向け、道筋を作っては先回りして罠を仕掛けます。ただ、どんな時でも「逃げ道という名の正道」はあり、その道に気づくか気づかないか、選ぶか選ばないかは、最終的には現世利益に対する愛着とも呼べる執着心に左右されているように見えます。

 

アーモンドミルクとバナナベースの、クッキー&カカオナイスキャンディー。オーブンで焼いたグルテンフリークッキーの切れ端を有効活用(笑)

 

つまり、悪意は人間の本心を引っ張り出すのに手っ取り早いので、特に「時間制限付きのチャンス」(vol13 vol14 参照)が「命」であるこの世では、宇宙のように大きな視点が利用するには優秀な「便利グッズ」となります。よって悪意なんぞが神意の元に堂々と存在するとも言えますし、(逆説的な秘奥が隠れてはいるものの)その統括元が神の最愛の息子であると伝えられるように、この世では最強クラスの原動力なのは間違いありません。

 

あくまでも私の中のシャーマン猫(vol18 参照)な感覚ですが、今はその原動力をこの世が最大限に必要とする過渡期の真っ只中ですから、誰もが「極悪の便利グッズ」に当たり易い状況です。多様な経路からの体内侵入物もあれば、上述のようにこっそりと強い電磁波が出ているような罠も増加中です。そしてこれまでは「知らぬが仏」で先延ばしにできたことも、「無知から命をいたずらに削る」という因果に姿を変え、即時向き合わされる段階に入ってきています。そんな局面ゆえ、今一度「当然のように身近にあるもの」に気を配ってみるのも、何かの助けになるかもしれません。

 


写真・文/おひさまファームズ

ヒデキ

サンフランシスコ生まれ。東京育ち。ホノルル在住。広告代理店、旅行代理店、豪州クィーンズランド州政府、ハワイ州政府農務省、イギリスの経営大学院、ハワイの大手銀行勤務を経て独立。コンサルティング、不動産、米国農務省統計局の調査員の仕事の傍ら農業に従事。著書に「小さな会社でもできる海外取引」「グローバル職人になろう!」「漂流アロハ」などがある。

ユキ

絵と音楽と物語の創作家、宇宙の神秘を読む夢想家。米国の大学を卒業後、神授的な創作の仕事に長く携わる。芸術分野の他、神秘哲学、占星術、数秘術、各種卜術、古代史、神話学、宗教学、図像学、色彩学などに明るく、食や代替療法も探究。タロットチャンネル「雪猫座 Hawaii」をYouTubeにて開始中。

HP: www.ohisamafarms.com

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