アロハ! ハワイの夫婦「おひさまファームズ」代表のヒデキこと山根英樹です。前半は私の記事、後半は妻ユキの記事になります。今回はハワイとメンタルケアについてお伝えしたいと思います。
コロナ禍でアメリカではうつ病を発症する人が増えたと言われていますが、ハワイは全米でも「うつ病」の疾病率が低いことで有名です。United Health Foundation(ユナイテッドヘルスファウンデーション)の2022年アニュアルレポートによると、精神的苦痛を感じている人の割合が10.7%と全米で最も低く、最も高いウェストバージニア州の19.3%のおよそ半数でした。また同レポートによると健康度ランキングでハワイ州はコネチカット州とタイで4位にランクインしていました。
https://assets.americashealthrankings.org/app/uploads/ahr_2022annualreport.pdf
ハワイは壮大な自然に恵まれていて、精神的・身体的ストレスが比較的少ないのかもしれません。うつ病を防ぐには太陽の光を浴びること、些細なことにこだわらず楽観的な考えをすること、食事・睡眠などに気を使いしっかりした生活習慣を心がけることが大切と言われています。うつ病に悩む人がハワイには少ない理由は癒しを与えてくれる環境、気候、おおらかな人間性など生活の中でうつ病を防ぐ要素が補われているからなのかもしれません。
私は日本で働いていた時に長引く仕事のストレスや不眠症から通勤電車の中でパニック障害を発症し、しばらく電車に乗ることが出来ず、病欠を頂いていたこともありました。仕事のことを考えない時間がなくて、夢の中でも「仕事のことばかり」を考えていました。しかしハワイに移住してからそのようなことは起きなくなりました。
その理由は先に挙げた要素以外にワークライフ・バランスもあると思います。今は農業の傍ら、不動産のお仕事もさせて頂いていますが、幸いリモートで自分のペースでできるのでとても助かっています。
また人間の体というのは静電気を発しており、過剰になると自律神経も狂うそうでアーシングが大切だというのをどこかで知りました。今は農業と通じて地球の土に触れ、木々に触れ、趣味のサーフィンで海に浸かり、体内の余分な静電気がリリースされ浄化されているのかもしれません。
さらに「完璧で無くてもいいのだ」という良い意味でも悪い意味でもハワイの人々の「おおらかさ」がストレスを軽減している要因なのかも知れません。ハワイに来たことのある人は街中で車のクラクションを聞かないことに驚くかもしれません。これが相手を思いやるオハナ・スピリットと呼ばれるものなのです。観光の制限も少なくなった今、機会があれば皆さんもハワイに癒されにいらして下さい。
次号に続きます……、ここからは妻ユキの記事をお楽しみ下さい。
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夫ヒデキに引き続き、おひさまファームズのユキです。今回は、森のバターの異名を持つアボカドにまつわる少し不思議なお話をしたいと思います。あくまでも、おひさまファームズ「神秘部門」のお話として受け取っていただければ幸いです。
こちらをご覧の皆様でアボカドの素晴らしさをご存じない方はいらっしゃらないと思います。「リンゴが赤くなると医者が青くなる」という諺がありますが、アボカドが黒くなっても医者には同様の現象が起こるのでしょう。そんな素晴らしいアボカドですが、ここ数年の疫病騒動中は全くお目にかかることができませんでした。騒動と同時に市場から消え、規制云々での理由はいくらでもありましたが、ハワイはアボカドの産地です。ハワイ産のものが多く店頭に並び始めるならそれも良いことだと最初は思いましたが、現実はそうなりませんでした。
ちょうど同じ頃、アメリカの善意の自然療法医たちが、特定のサプリが大型市場から不自然に消えた事実と、その理由を伝え始めていました。色々と調べてみると、そのサプリとアボカドには共通点がありました。大枠を理解した私は「次にアボカドが安価で市場に戻る時には、気をつけよう」と思いました。
そんなアボカドですが、少しずつ市場に戻ってはいたものの、馬鹿らしいほどの高値で売られていました。それも「ご近所さんからの頂き物ベスト3」に、庭の立派なアボカドがランクインする様な島でのお話です。しかしようやく最近になって騒動以前の価格に近い形で市場に戻ってきたため、試しにいくつかの販売店で購入してみることにしました。すると、やはりその中に違和感を覚えるものがあったのです。それは4つ5ドルで購入した小ぶりのアボカドでしたが、洗えば洗うほどに表面がヌメり、その外皮は「どれだけすすいでも洗剤が落ちない皿」のようでした。不審に思いながらも試しに食してみると、味はとても美味しい。しかし外皮のヌメりが怪しすぎて、残りの3つを食べる気にはなりませんでした。
すると数日後、上記サプリの不自然な販売停止について、いの一番に知らせていたアメリカの自然療法医やジャーナリスト界隈が、ある種のアボカドについての警鐘を鳴らし始めました。彼らが注意喚起を促すアボカドには特殊なコーティングがされており、あるラベルが貼られているとのこと。我が家に残ったアボカドで確認すると、まさにそのラベルが貼られていました。残念なことにオーガニックにも使用されており、有機リンゴ等でも広く出回り始めていると。
私は不自然なものに気が付きやすいカナリア体質の系統ですが、世界中のカナリアたちは、こうしてテレパシーとでも言えるような見えない情報網で繋がっているようなところがあります。ゆえにこの情報もすぐに日本のカナリアたちに伝わり、日本語でも注意喚起がされ始めました。とはいえ真の情報は常に、多くの日本人には伝わらないことが近年特に証明されています。
下の写真、白く消した部分に挟まれている箇所、正直に記載してくれているだけでも非常に有り難い時代になってしまいましたが、食品と呼べる食品は今、市場にどのくらい残っているでしょう。しかしどんな不自然な「食品もどき」でもそうですが、私はそれらが真に人体の神秘を打ち砕けるかについては、一部懐疑的でもあります。いずれにしてもここまでくると、上述の諺が全ての答えであることに、世界中が気づき始めています。
おひさまファームズ
ヒデキ
サンフランシスコ生まれ。東京育ち。ホノルル在住。広告代理店、旅行代理店、豪州クィーンズランド州政府、ハワイ州政府農務省、イギリスの経営大学院、ハワイの大手銀行勤務を経て独立。コンサルティング、不動産、米国農務省統計局の調査員の仕事の傍ら農業に従事。著書に「小さな会社でもできる海外取引」「グローバル職人になろう!」「漂流アロハ」などがある。
ユキ
絵と音楽と物語の創作家、宇宙の神秘を読む夢想家。米国の大学を卒業後、神授的な創作の仕事に長く携わる。芸術分野の他、神秘哲学、占星術、数秘術、各種卜術、古代史、神話学、宗教学、図像学、色彩学などに明るく、食や代替療法も探究。タロットチャンネル「雪猫座 Hawaii」をYouTubeにて開始中。
Instagram: @ohisama_farms
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