インド統治時代を経て、スパイス料理が少しずつイギリスへ紹介されるようになり、第二次世界大戦後にはインドやパキスタンからの移住者がイギリスに増えたことから、
スパイスが食文化へしっかり浸透していきました。
Vegan Shepherd’s Pie
ヴィーガン・シェパーズパイ
材料(3〜4人分)
●マッシュポテト
じゃがいも……大3〜4個
豆乳……1/4〜1/2カップ
豆乳クリーム……50g
塩……小さじ1/2
胡椒……小さじ1/4
●ヴィーガンソース
レンズ豆……1カップ(洗って茹でておく)
玉ねぎ……小1個(みじん切り)
ニンニク……2片
人参……1/2本(さいの目切り)
セロリ……1/2本(さいの目切り)
ニンニク……1片(みじん切り)
冷凍グリーンピース……1/2カップ
コーン……1/4カップ
ローズマリーの葉……小さじ2(みじん切り)
タイムの葉……小さじ1(みじん切り)
塩……小さじ1
胡椒……小さじ1/2
ナツメグ……小さじ1/2
シナモン……小さじ1/2
ココナッツオイル……大さじ2
水……100㎖
作り方
1.マッシュポテトを作る。じゃがいもを柔らかくなるまで茹でて皮をむく。ボウルに全ての材料を入れ、マッシャーでなめらかになるまでつぶしながら混ぜる。
2.ヴィーガンソースを作る。フライパンにココナッツオイルを入れて熱し、玉ねぎとニンニクを加え、中火で炒める。透き通ってきたら、人参、セロリを加え、3〜4分炒める。
3.レンズ豆、塩、胡椒を加えて少し炒めたら、グリーンピース、コーン、ローズマリー、タイム、水を加えて混ぜる。
4.蓋をして弱火で少し煮て、ソースにとろみがつくまで煮詰める。とろみがないときは少しマッシュしたジャガイモを加える。
5.オーブンを200℃に予熱する。
6.耐熱皿に豆乳のソースを入れ、ソースの上にマッシュポテトをのせ、表面が平らになるように広げる。表面にフォークで模様を付ける。
7.200℃のオーブンで25〜30分ほど、表面にこんがり焼き色がつくまで焼く。
8.オーブンから取り出し、15分ぐらいおいてから食べる。グリルで色つけてもOK。
※ソースにトマトペーストを大さじ1〜2加えると、トマトの酸味とコクが加わってまた違った美味しさになる。
※マッシュポテトの上にベジチーズをかけてもOK。
※作り方6の状態で冷凍保存可能。
Celery and Leek soup
セロリとリークスープ
材料(2〜3人分)
玉ねぎカップ……1/2(みじん切り)
リーク(下仁田ねぎ)……3/4カップ(スライス)
セロリ……2.5カップ(みじん切り)
ココナッツオイル……大さじ2
ベイリーフ……1枚
ニンニク……1片
ベジタブルブイヨン(又は水)……2カップ〜
自然塩……お好みで
ブラックペッパー……お好みで
植物性クリーム……1/4カップ(豆乳クリームなど)
●トッピング
刻んだネギとセロリ
作り方
1.鍋にココナッツオイルを入れ、玉ねぎ、長ネギとセロリを加え、中火で柔らかくなるまで炒める。ニンニクとベイリーフを加えて炒める。
2.ベジタブルブイヨンと塩を入れて沸騰させ、10分弱煮る。
3.2を火からおろし、少し冷ます。
4.ベイリーフを出し、冷ましたスープをミキサーに移してブレンドする。
5.鍋に戻し、生クリームとブラックペッパーを加え、よく混ぜ、塩味を調える。
6.スープ皿によそい、ネギとセロリのみじん切りを添える。お好みで植物性クリームを大さじ1〜2回しかけてもよい。
ミラメータ
Mira Metha
インド、ムンバイ出身。大学で科学を専攻。料理学校で料理を学び、1974年にご主人の仕事で来日。1979年からスパイス等の効果を教える料理教室を開き、料理本、雑誌などで本場のインド料理又はアーユルヴェーダ的な料理を紹介。インド家庭料理の店「ビンディ」も営業していた。現在は料理教室や講演などを行う。
雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.53より抜粋