発酵食のアレンジレシピ -漬けもの-

カビや酵母、細菌など、目にはみえない微生物が働いて食べものをおいしくしてくれる発酵のチカラ。消化がスムーズになったり、腸内環境が整ったりと健康にうれしい一面も。私たち日本人の暮らしに欠かせない発酵食品の中でも、今回は漬けもののレシピをご紹介します。

– 漬けもの –
ぬか漬けやたくあんなど、良質な植物性乳酸菌が生きている漬けもの。豊富な食物繊維と乳酸菌は腸の活性化を促し、健やかな腸内環境を整えてくれます。生野菜が持つビタミンCはそのままキープされているのもうれしいですね。

定番漬けものが中華風スープに変身
ぬか漬けものスープ


材料(2人分)
ぬか漬け(きゅうり・なす・にんじんなど)…100g
ごま油…小さじ1/2
干ししいたけ(水で戻し、千切りにする)…中2枚
しょうが(すりおろし)…1かけ
干ししいたけの戻し汁…500cc
水溶き片栗粉…少々
桜の塩漬け…お好みで少々
お酢…大さじ1
こしょう…少々

作り方
1.ぬか漬け、干ししいたけを千切りにする。
2.鍋にごま油、しょうが、干ししいたけを入れ軽く炒め、さらにぬか漬けを加え1分炒めたら、干ししいたけの戻し汁を入れ煮立てる。
3.水溶き片栗粉を2に入れ、とろみがついたら、桜の塩漬け、酢、こしょうを入れ味を調える。

POINT
桜の塩漬けなどをお好みで入れると、より春らしい味わいのスープに。

シンプル調理なのにクセになる味
じゃがいものキムチ炒め


材料(2人分)
じゃがいも…大2個
キムチ…150g
ごま油…小さじ1
しょうが(みじん切り)…小さじ1
すりごま…適量

作り方
1.じゃがいもは蒸して、6等分ずつに切る。
2.フライパンを熱し、ごま油、しょうがを入れ炒め、1のじゃがいもを加え炒め、表面に焦げ目が付いたらキムチを入れさらに炒める。
3.すりごまを2に振りかける。

春にぴったりな華やかごはん
玄米のきらら寿司


材料(2人分)
玄米ごはん…茶碗3杯
[寿司酢]
酢…大さじ4
みりん…大さじ2
塩…小さじ1
たくわん(さいの目切り)…10cm
夏みかん(むいておく)…1個
そら豆(茹でておく)…10個
酢漬け大根…お好みで適量

作り方
1.温かい玄米ご飯に合わせた寿司酢を入れ、混ぜ合わせる。
2.1の粗熱が取れたら、たくわん、夏みかん、そら豆を入れ混ぜ合わせる。
3.2を皿に盛り、酢漬け大根を好みで飾る。
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雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.21より抜粋

 

 

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