カビや酵母、細菌など、目にはみえない微生物が働いて食べものをおいしくしてくれる発酵のチカラ。消化がスムーズになったり、腸内環境が整ったりと健康にうれしい一面も。私たち日本人の暮らしに欠かせない発酵食品の中でも、今回は納豆のレシピをご紹介します。
– 納 豆 –
大豆を蒸して納豆菌を作用させた、伝統的な国民食のひとつ。発酵によって大豆の栄養素がより消化吸収されやすくなっています。酵素のナットウキナーゼには血液をサラサラにして、心筋梗塞や動脈硬化を防ぐ効果も。
まいにち食べたくなる絶品ごはん
玄米納豆チャーハン
材料(2人分)
納豆…2パック
玄米ごはん…茶碗2杯分
グリンピース(茹でる)…適量
しょうが(みじん切り)…10g
ごま油…小さじ1
塩・こしょう…少々
しょうゆ…小さじ
作り方
1熱したフライパンにごま油を入れ温め、しょうがを入れて炒める。
2納豆を1に入れ炒め、塩・こしょうを振る。さらに玄米ごはんを入れ炒める。
3グリンピースを2に入れ混ぜ合わせ、火を止め鍋肌にしょうゆをかけまわす。
さくっとした食感がたのしい
納豆と長いもの揚げ餃子
材料(20個分)
納豆…3パック(約150g)
長いも(さいの目切り)…50g
餃子の皮…20枚
水溶き片栗粉…適量
揚げ油…適量
しょうゆ…適量
作り方
1ボウルに納豆と長いもを混ぜ合わせ、餃子の皮で包み、水溶き片栗粉で留める。
21を170℃に熱した油で揚げ、しょうゆにつけていただく。
食欲がすすむ薬味がたっぷり
薬味納豆の油揚げ包み焼き
材料(2人分)
油揚げ…大判2枚
納豆…2パック
薬味(かいわれ、しょうが、
みつ葉など)…適量
七味…好みで少々
作り方
1油揚げを面棒で転がしながらつぶし半分に切る。薬味はみじん切りにする。
2納豆と薬味を混ぜて、袋状にした油揚げに入れ、つまようじで袋を止める。
32をオーブントースターで表面が軽く焦げ目ときつね色になるまで焼く。
4お好みで七味をかけていただく。
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雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.21より抜粋